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2025年01月13日
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空よりパンツ 感想
2010年08月18日
さて第6話だが。
満を持してのエイラーニャ回ということで、こちらも満を持して1期6話を5回ほどリピート視聴しておいた。
見れば見るほど完成度の高さを思い知らされ、この回一本だけでエイラーニャヲタが溢れんばかりに増殖したということはほぼ間違いなかったであろう。
簡単におさらいをしておくと
といったところ。
肝は、いつも孤独を感じていたサーニャに、喜びも悲しみも全てをチームで、501で分かち合おうとと気づかせてあげたことだろうか
そこで今回の「空より高く」。巷のエイラーニャヲタだけでなく、全てのパンツ丸出しヲタどもの期待は嫌がおうにも高まらざるを得ないことだろう。
もちろん俺も初回以来久しぶりに下半身ズボン丸出し、上半身スーツにネクタイで正座して視聴することにした。
いきなりエイラちゃんの超絶戦闘から開始されるところで俺歓喜。
そうなんだよ、飄々としたヘタレさ加減と棒喋りから注目されにくいところだが、エイラちゃんの元ネタの人はドイツ軍パイロット以外では第2時大戦中最多撃墜数を誇り、自身では撃墜されたことはおろか、機体に敵弾をかすめたことが一度あるだけという超人的なエースパイロットという逸話が残っているくらいで、このエイラちゃんも未来予知の固有魔法で被弾0を誇るエース揃いの501の中でもトップクラスの超絶戦闘技術を持ってるわけなんだが、1期2期を通してもなかなかその描写が見られずに少々不満があったのだよ。
しかしこのシーンではネウロイビームの雨あられを軽々とかわしつつ、未来予測からの見越し射撃と同時着弾で周囲の雑魚ネウロイを全て瞬殺という超絶神技を披露。
キタコレ! 501ではエーリカマジ天使ちゃんやらお姉ちゃんやら坂本少佐やら最強エースが名を連ねてはいるけれどエイラちゃんも捨てたもんじゃないよね。攻撃力はイマイチだからボス戦には使えないっぽいけどランスシリーズの志津香みたく雑魚掃討ならパーティーに必須のキャラだよね。
この冒頭のシーンは何度繰り返し見たかわからん。たぶん本編の3倍くらいは見返したはず。これだけでもうお腹いっぱいですわ。脚本の人ありがとうありがとうと感謝しつつ、OPは飛ばした。
今回のネウロイさんは超絶タワータイプですか。こういう難敵を工夫(ウィッチに不可能はない系で)して倒す描写が面白いよね。第2話の移動コア&超硬再生タイプとかみたいなの。
帰投中は久々に芳佳のU・ZA・I☆攻撃炸裂。1期はいろんなところでこのU・ZA・I☆攻撃が見られたものだが、2期ではもっぱら炊事当番専門だったものなあと懐かしささえ感じられた。
「シールドに頼る奴は2流ダナ」
ちょwwwwwwエイラちゃんあんた全魔女に喧嘩売ってんのかwwwwwwwwwwww
そら他のウィッチヲタが怒り狂うのもわかるわwwwwwwwwwwwww
アレか、まさに矢口氏ね状態か「嫌われてるんだよ」状態かwwwwwwwwwwwwwwwww
まあそこを嗜める出来た嫁さんがいてこその軽口なんだろうけどな。もうこの時点でエイラーニャ臭がそこら中から溢れでてきておちんちんフルおっき。
ミーナ中佐さんじゅはっさいさんの内臓見えた。
ここら辺エヴァンゲリオンぽいね。碇司令と冬月副司令っぽい会話で。それにしても坂本少佐の湯のみの持ち方がおっさん臭いから困る。というよりアレだね、焼酎かなんかのお湯割りの持ち方だわ。
ハンガーに戻ってローマ土産の枕を持つサーニャに、「誰かと一緒のほうが寂しくないよね」と1期6話のオマージュと見えるセリフを掛ける芳佳。ソウダナ!チームだもんナー!とニヤつく俺キモい。
先程の木は故郷の針葉樹の欠片だったか。こういう何気ないところの気遣いがヒモ生活の真骨頂なんだよナ。ほら、売れないミュージシャンとかが「お前のためを想って曲を作ったよ」とかあるじゃん。元手一銭も掛けずにプレゼントするとかさ。おにゃにょこはそんなんで簡単に感動しちゃうもんだから始末が悪い。ナンテコトナイッテ。
そして珍しく真剣に作戦会議。そんなんいくら考えたって無駄やん。どうせあんたらウィッチさんは「魔女の力でなんでも解決よ(はぁと)」ですやん。だるま落とし作戦でも30km耐久壁登り作戦でもなんでもこなせますやん。ただまあ今回はエイラーニャ回ということで、サーニャのフリーガーハマー前提からエイラちゃんを釣る作戦をとったわけか。良き哉良き哉。
しかしここでエイラちゃんの超絶技能が裏目に出る羽目に。なんかアレだ。エイラちゃんの「私はシールドを張れないわけじゃない」って絶叫しちゃうとこが、彼女に無職を責められて「俺だって真剣にやったら就職くらい簡単にできるわ!」って逆切れしてた昔の俺を思い出しちゃって困る。いや、エイラちゃんは501が誇るスーパーエースなんだから俺と比べるのはおかしいんですけどねー。
エイラーニャ回といえばお約束のサウナシーンキタコレ!
ちょwwwwエイラちゃんと一緒に並んでる超絶美少女は誰wwwwwwwww超絶変身とはバサ姉かお前はwwwwwwおっぱい足りんけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
狼に「誰この美少女」スレ立てようかと思ったわwwwwwwwwwwwww3次元じゃ時東ぁみが眼鏡外しても全然美少女にならんのに2次元圧勝やwwwwwwwwwwwww
ちなみに、眼鏡外したら美少女のカラクリはこういうことらしい
4話ではドラム缶風呂にシャーリー・ルッキーニ・芳佳が入ってことを考えると、501はサウナ組とドラム缶風呂組に分かれてるようだな。風呂組には坂本少佐は当確として、サウナ組はエイラーニャとペリーヌに後に入るエーリカマジ天使ちゃんで、他はどうだろ。リーネちゃんやカールスラント組もドラム缶風呂に入るのはかなり抵抗があるように思うんだが、リーネちゃんもお姉ちゃんも芳佳と一緒に入りたいだろうからドラム缶もありなのかな。
シーン変わってエイラちゃんのシールド特訓。ここでもメガネを掛けて美の抜けた少女、ペリーヌが特訓にお付き合い。しかしこの2期になってからの綺麗なペリーヌ振りはどうなの。まあエイラちゃんも何気にイタズラしまくったりして、サーニャと芳佳を除く501メンバーの中でもかなり絡みが多い組み合わせではあったけどもな。リーネちゃんはジャイアンとスネオに付き合わされるのび太みたいなもんか。
ここで、だな。ここでエイラちゃんが真剣にシールド特訓をしないところがかなり批判されてるようなんだよな。
確かにペリーヌを引っ張り出してまでシールドを張ろうともしないとか、サーニャを守るための特訓なのに何ふざけたことやってんだよとか、まあ言い分は色いろあると思うし、それは間違いではないだろう。
ただ、今まで実戦でシールドを張ったことがないというプライドが、エイラちゃんにはあるんだよ。
私はこの一点においては501の誰よりも、いや世界中のウィッチに対しても優れてるっていう誇りがさ。
それは愛する人を守るということからしたらちっぽけで糞みたいなものなんだろうけど、エイラちゃんにとってはこれだけは捨てられない信念みたいなものだったんじゃないかな、と思うんだ。
サーニャを守るためならシールドを張らなきゃってのは自分の中で十二分にわかってるんだけど、それでもそのちっぽけなプライドが邪魔をしてどうしても身体が先に避けてしまう。でもそれをペリーヌやリーネちゃんには素直に出来ませんって言い辛くて、いつもの調子でおちゃらけてしまうんだよな。
わかるよ、わかるよ。大人になるといくら意に沿わないことでもどうしてもやんなくちゃいけなくて、自分の糞みたいなプライドを必死にねじ曲げて仕事をしなきゃなんないんだよ。
でもエイラちゃんはいくら軍人と言ってもまだ15歳で、こういう考え方をするまでに成長するのはまだまだ先のことだと思うんだ。
特訓の描写がふざけてるってあるけど、そういう投げやりになっちゃった気持ちで特訓しても無駄なのよ。エイラちゃんにとっては、もういいだろ、私が今まで培ってきた空戦技術はなんの役にも立たなかった、愛する人を守ろうと頑張ってきたことは無駄だった、って特訓する前から諦めてるんだよ。
まあ確かにペリーヌやリーネちゃんには非は全くないし、エイラちゃんがヘタレだってことには変わりないんだけど、あのシーンを責めるのは酷だなって思うんだよ、俺は。
そして嫁に責められるヘタレの図。もうニャニャが止まんない。おいエイラちゃんこのままだと芳佳に嫁を寝取られちゃうぞ! がんばって!!!1 って思わずモニター前で絶叫しちゃったね俺は。
サーニャがここまで感情を爆発させてんのはお前だけだってのに、それに気付けないこのヘタレ加減がもうどうしようもなくツボに来て俺悶絶。この瞬間誰かが部屋に入ってきたら切腹するしかない顔をしていたと思う。数十回見返した今でもまだまだニヤニヤが止められないわ。
深夜に湖で心を落ち着かそうと泳ぐサーニャに本当の気持を気づかせてあげるエーリカマジ天使ちゃんはマジ天使過ぎて困りながらAパート終了
Bパートはロマーニャ軍だるま落とし作戦を敢行から開始。
俺も作戦参謀としてウィッチ抜きの作戦を立てるならこのだるま落としを推挙してしまったろうなあ。まあ人類の限界というところか。哀れ。
この後のミーナ中佐さんじゅうはっさいさんと坂本少佐の会話もなんかエヴァっぽいね。自衛隊だったか国連軍が使徒の進行を止められなくて「そのためのネルフです」って碇司令のセリフがなんかかぶる。
出撃前のハンガーシーンはシャッキーニのほのぼの母子物語から。赤いコートと黄色いマフラーに白い耳あてのルッキーニマジ天使。我侭をやんわり嗜めるシャーリーマジ女神。1期では見られなかったこういうシーンが増えるのは嬉しいね。
ちゃっかり芳佳にコートを着せてやるお姉ちゃんマジ策士。自分は最後までついてってやれないから、少しでも芳佳の身を守れるようにとの気遣いが無駄すぎて泣ける。まあどうせ戻ってきたら部屋でコートにハァハァするからプラマイゼロか。
ジンジャーティーはそのまま1期6話の肝油のオマージュかな。相変わらずな超絶味覚のミーナ中佐さんじゅうはっさいさんマジさんじゅうはっさい。なのはのリンディ艦長みたく年取って階級が上がった魔女は味覚障害になるもんなんか。
そして組体操というより、チアリーディング系のピラミッドでようやくネウロイ退治に向けて遥か上空3万mの戦いへ。。サーニャと芳佳の頭頂部を除く組み分けはやはり年齢的なもんなのかなとも思ったが、下4名が一人を除いて超絶エースばかりを残しているということは、上の方で何らかのトラブルがあった場合はどのようにも対処するための組み分けなのかもしれんね。
お姉ちゃんの押すなよ絶対押すなよフラグを受けて、ペリーヌ指揮のもとついに2段目切り離し。
芳佳口
エイラちゃんがサーニャをずっと見つめ続け、守ることを諦めようとしたその時、ついにこれまでずっと空だけを見続けていたサーニャと一瞬視線が交わったのだ!!!!!1
「嫌だ! 私がサーニャを守るんだー!」
もうね、わかってたんだよ。テレビ的にここでエイラちゃんが飛び出さなきゃ嘘だってことは。
でもな、実際にその絵を見たときにはな、おっさんもう涙がブワってな…
確かに作戦の打ち上げ計算上、そんなことすりゃ自分はおろかサーニャや芳佳まで危険に巻き込むことはわかってんんだよ。軍隊である以上はワンマンプレイは避けてしかるべきだとか、お前1期6話のあのシーンで3人はチームだつってんだろとか、そういうのも全部わかってんだよ。
でもあそこでエイラちゃんが飛び出さないストライクウィッチーズなんて嘘だろ。芳佳の超絶シールドでネウロイの攻撃を万全に防いでサーニャがフリーガーハマー撃ってネウロイ倒してめでたしめでたし。ってそういうアニメじゃないだろ。
目の前の愛する人を守ろうとしないでどうして世界を守れるんだよ。魔法なんてのは気持ちだよ。気力さえありゃ宇宙空間でも素で泳げるんだよ。塾長がそう言ってたから間違いない。
初回このシーンを見たときには、とにかくもう身体中から体液という体液がジョバジョバ流れちゃってね、その後のシーンが全く見れないの。良かったよー、良かったよー、俺はパンツ丸出しアニメと出会って良かったよー、って夜中におっさんがおいおい泣いてんの。もうこの世の終わり的な惨状だね。
だからエイラーニャ曲をBGMに宇宙遊泳してるシーンをまともに見たのはやっと3回目でなんだよな。
美しい宇宙と地球を背景に見せながら弾道飛行後にネウロイと接敵。
生涯最初で最後になるかもしれないエイラちゃん渾身のシールドでネウロイビームを防ぎつつジリジリと近づき、ついにサーニャの攻撃でネウロイを撃退することに成功。
確かに1個艦隊をフルカバーする芳佳の超絶巨大シールドと比べれば範囲も狭くて爆風すら防ぎきれない脆弱なシールドであるには違いない。しかし、サーニャにとってはどれほど心強かったことだろうか。
ミーティング時に坂本少佐が「魔法に不可能はない」って言ってたけど、この場合「愛する二人に不可能はない」んだよ。
「いいよ、サーニャと一緒なら私はどこへだって飛んでいける」
おい、もう俺を泣かせるのはやめてくれ。マジで干からびてもう体液が残り少ないからピンチだから。
俺は、サーニャの台詞はそこまで重い意味はなかったんだろうなって思う。
エイラーニャは1期が終わってからずっとオラーシャに帰るべく戦い続けてきたけど、エイラのタロット占いで501が再結成することを予感してここに帰ってきたんだよね。サーニャにとってはオラーシャの両親は大事だけどもそれより今は501で戦うことが重要だと考えていたはずだと思うんだ。
ただ、地上3万mから見たオラーシャのウラル山脈はとても懐かしく、今少し手を伸ばせば両親に会えるかもしれないってふと思い、エイラちゃんにここだけの話だよって感じで「飛んでいこうか」って言ったんじゃないのかな。
一方、エイラちゃんと言えば生涯初めてのシールドでサーニャを守れたっていう達成感とか無事に任務を果たせたという開放感とかサーニャと仲直りできたという安心感とか、それにこの台詞を聞いた時のサーニャをの寂しげな横顔とかこれからも絶対に守りつづけなきゃっていう使命感とかすべての感情がゴチャゴチャになってテンパっちゃったんだよな。そら泣いちゃうよエイラちゃんだって女の子だもんな。
サーニャがエイラちゃんの前だけで感情を爆発させるのと同じようにエイラちゃんだって二人きりの時にはテンパりまくりだよ。しようがないじゃん大好きな人なんだからさ。
「誰かを守りたいという気持ちが少しだけ分かった気がするよ」
つまりエイラちゃんはこれまで戦うためにはシールドを使うまでもないって考え方だったんだよね。
予知の力で敵の攻撃を交わし撃墜すれば自分ももちろん味方も守ることができる。だからシールドは不必要だったと。でも今回の出来事で、シールドは戦うための武器じゃなく、守りたいって気持ちの現われだということがわかったんだよ。
思えば2期になりネウロイが強化されて、ウィッチの能力向上が急務となった。坂本少佐はジェットザンバーを会得し、お姉ちゃんはジェットストライカーによる超絶攻撃を会得し、芳佳たちは魔力の効率化を会得した。
そして今回の第6話ではエイラちゃんがシールドの本当の意味を会得したのかもしれないね。
今後の展開でエイラちゃんがシールドを張る描写はないのかもしれないけれど、501メンバーの危機には必ずシールドを張って味方を守ろうとするに違いないと思います。
そういう意味ではこの第6話は無くてはならない回になったんじゃないかと思いました。
ありがとう股監督。ありがとう佐伯さん。ありがとうエイラーニャ。
ただ、キスシーンも入れて欲しかったよなあ。エイラちゃんの御褒美的な意味で。
以上、第6話の感想でした。 (^-^)
満を持してのエイラーニャ回ということで、こちらも満を持して1期6話を5回ほどリピート視聴しておいた。
見れば見るほど完成度の高さを思い知らされ、この回一本だけでエイラーニャヲタが溢れんばかりに増殖したということはほぼ間違いなかったであろう。
簡単におさらいをしておくと
- 夜間哨戒中、芳佳たちを迎えに行ったサーニャがネウロイと接敵、交戦するもネウロイを取り逃がす。
- その後夜間専従班が作られサーニャ・芳佳・エイラちゃんが選抜される。
- 501基地でも夜間戦闘に合わせた行動を取るため3人は一緒の部屋で生活を共にし互いに友好を深める。
- そして夜間哨戒中、ついに先のネウロイと接敵するが、そのネウロイはサーニャを狙っていたことが判明。
- サーニャは芳佳やエイラちゃんに被害が及ぶのを避けるため一人で戦おうとするが、「サーニャは独りじゃない」とエイラちゃんと芳佳がサーニャを守り、3人でネウロイを撃退する。
といったところ。
肝は、いつも孤独を感じていたサーニャに、喜びも悲しみも全てをチームで、501で分かち合おうとと気づかせてあげたことだろうか
そこで今回の「空より高く」。巷のエイラーニャヲタだけでなく、全てのパンツ丸出しヲタどもの期待は嫌がおうにも高まらざるを得ないことだろう。
もちろん俺も初回以来久しぶりに下半身ズボン丸出し、上半身スーツにネクタイで正座して視聴することにした。
いきなりエイラちゃんの超絶戦闘から開始されるところで俺歓喜。
そうなんだよ、飄々としたヘタレさ加減と棒喋りから注目されにくいところだが、エイラちゃんの元ネタの人はドイツ軍パイロット以外では第2時大戦中最多撃墜数を誇り、自身では撃墜されたことはおろか、機体に敵弾をかすめたことが一度あるだけという超人的なエースパイロットという逸話が残っているくらいで、このエイラちゃんも未来予知の固有魔法で被弾0を誇るエース揃いの501の中でもトップクラスの超絶戦闘技術を持ってるわけなんだが、1期2期を通してもなかなかその描写が見られずに少々不満があったのだよ。
しかしこのシーンではネウロイビームの雨あられを軽々とかわしつつ、未来予測からの見越し射撃と同時着弾で周囲の雑魚ネウロイを全て瞬殺という超絶神技を披露。
キタコレ! 501ではエーリカマジ天使ちゃんやらお姉ちゃんやら坂本少佐やら最強エースが名を連ねてはいるけれどエイラちゃんも捨てたもんじゃないよね。攻撃力はイマイチだからボス戦には使えないっぽいけどランスシリーズの志津香みたく雑魚掃討ならパーティーに必須のキャラだよね。
この冒頭のシーンは何度繰り返し見たかわからん。たぶん本編の3倍くらいは見返したはず。これだけでもうお腹いっぱいですわ。脚本の人ありがとうありがとうと感謝しつつ、OPは飛ばした。
今回のネウロイさんは超絶タワータイプですか。こういう難敵を工夫(ウィッチに不可能はない系で)して倒す描写が面白いよね。第2話の移動コア&超硬再生タイプとかみたいなの。
帰投中は久々に芳佳のU・ZA・I☆攻撃炸裂。1期はいろんなところでこのU・ZA・I☆攻撃が見られたものだが、2期ではもっぱら炊事当番専門だったものなあと懐かしささえ感じられた。
「シールドに頼る奴は2流ダナ」
ちょwwwwwwエイラちゃんあんた全魔女に喧嘩売ってんのかwwwwwwwwwwww
そら他のウィッチヲタが怒り狂うのもわかるわwwwwwwwwwwwww
アレか、まさに矢口氏ね状態か「嫌われてるんだよ」状態かwwwwwwwwwwwwwwwww
まあそこを嗜める出来た嫁さんがいてこその軽口なんだろうけどな。もうこの時点でエイラーニャ臭がそこら中から溢れでてきておちんちんフルおっき。
ミーナ中佐さんじゅはっさいさんの内臓見えた。
ここら辺エヴァンゲリオンぽいね。碇司令と冬月副司令っぽい会話で。それにしても坂本少佐の湯のみの持ち方がおっさん臭いから困る。というよりアレだね、焼酎かなんかのお湯割りの持ち方だわ。
ハンガーに戻ってローマ土産の枕を持つサーニャに、「誰かと一緒のほうが寂しくないよね」と1期6話のオマージュと見えるセリフを掛ける芳佳。ソウダナ!チームだもんナー!とニヤつく俺キモい。
先程の木は故郷の針葉樹の欠片だったか。こういう何気ないところの気遣いがヒモ生活の真骨頂なんだよナ。ほら、売れないミュージシャンとかが「お前のためを想って曲を作ったよ」とかあるじゃん。元手一銭も掛けずにプレゼントするとかさ。おにゃにょこはそんなんで簡単に感動しちゃうもんだから始末が悪い。ナンテコトナイッテ。
そして珍しく真剣に作戦会議。そんなんいくら考えたって無駄やん。どうせあんたらウィッチさんは「魔女の力でなんでも解決よ(はぁと)」ですやん。だるま落とし作戦でも30km耐久壁登り作戦でもなんでもこなせますやん。ただまあ今回はエイラーニャ回ということで、サーニャのフリーガーハマー前提からエイラちゃんを釣る作戦をとったわけか。良き哉良き哉。
しかしここでエイラちゃんの超絶技能が裏目に出る羽目に。なんかアレだ。エイラちゃんの「私はシールドを張れないわけじゃない」って絶叫しちゃうとこが、彼女に無職を責められて「俺だって真剣にやったら就職くらい簡単にできるわ!」って逆切れしてた昔の俺を思い出しちゃって困る。いや、エイラちゃんは501が誇るスーパーエースなんだから俺と比べるのはおかしいんですけどねー。
エイラーニャ回といえばお約束のサウナシーンキタコレ!
ちょwwwwエイラちゃんと一緒に並んでる超絶美少女は誰wwwwwwwww超絶変身とはバサ姉かお前はwwwwwwおっぱい足りんけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
狼に「誰この美少女」スレ立てようかと思ったわwwwwwwwwwwwww3次元じゃ時東ぁみが眼鏡外しても全然美少女にならんのに2次元圧勝やwwwwwwwwwwwww
ちなみに、眼鏡外したら美少女のカラクリはこういうことらしい
うぬぅ、なかなかに説得力があるのう眼が悪い子は外しても普通やぶにらみになるだけだけど、焦点を無理に合わせようとしてない状態だと、所謂揺れる瞳って感じになるんだよ。
おまけに相手のパーツが判別できないから顔を真っ直ぐに見て話してくる。
この二つが相まって、眼鏡を外すと美少女になるのだ。
4話ではドラム缶風呂にシャーリー・ルッキーニ・芳佳が入ってことを考えると、501はサウナ組とドラム缶風呂組に分かれてるようだな。風呂組には坂本少佐は当確として、サウナ組はエイラーニャとペリーヌに後に入るエーリカマジ天使ちゃんで、他はどうだろ。リーネちゃんやカールスラント組もドラム缶風呂に入るのはかなり抵抗があるように思うんだが、リーネちゃんもお姉ちゃんも芳佳と一緒に入りたいだろうからドラム缶もありなのかな。
シーン変わってエイラちゃんのシールド特訓。ここでもメガネを掛けて美の抜けた少女、ペリーヌが特訓にお付き合い。しかしこの2期になってからの綺麗なペリーヌ振りはどうなの。まあエイラちゃんも何気にイタズラしまくったりして、サーニャと芳佳を除く501メンバーの中でもかなり絡みが多い組み合わせではあったけどもな。リーネちゃんはジャイアンとスネオに付き合わされるのび太みたいなもんか。
ここで、だな。ここでエイラちゃんが真剣にシールド特訓をしないところがかなり批判されてるようなんだよな。
確かにペリーヌを引っ張り出してまでシールドを張ろうともしないとか、サーニャを守るための特訓なのに何ふざけたことやってんだよとか、まあ言い分は色いろあると思うし、それは間違いではないだろう。
ただ、今まで実戦でシールドを張ったことがないというプライドが、エイラちゃんにはあるんだよ。
私はこの一点においては501の誰よりも、いや世界中のウィッチに対しても優れてるっていう誇りがさ。
それは愛する人を守るということからしたらちっぽけで糞みたいなものなんだろうけど、エイラちゃんにとってはこれだけは捨てられない信念みたいなものだったんじゃないかな、と思うんだ。
サーニャを守るためならシールドを張らなきゃってのは自分の中で十二分にわかってるんだけど、それでもそのちっぽけなプライドが邪魔をしてどうしても身体が先に避けてしまう。でもそれをペリーヌやリーネちゃんには素直に出来ませんって言い辛くて、いつもの調子でおちゃらけてしまうんだよな。
わかるよ、わかるよ。大人になるといくら意に沿わないことでもどうしてもやんなくちゃいけなくて、自分の糞みたいなプライドを必死にねじ曲げて仕事をしなきゃなんないんだよ。
でもエイラちゃんはいくら軍人と言ってもまだ15歳で、こういう考え方をするまでに成長するのはまだまだ先のことだと思うんだ。
特訓の描写がふざけてるってあるけど、そういう投げやりになっちゃった気持ちで特訓しても無駄なのよ。エイラちゃんにとっては、もういいだろ、私が今まで培ってきた空戦技術はなんの役にも立たなかった、愛する人を守ろうと頑張ってきたことは無駄だった、って特訓する前から諦めてるんだよ。
まあ確かにペリーヌやリーネちゃんには非は全くないし、エイラちゃんがヘタレだってことには変わりないんだけど、あのシーンを責めるのは酷だなって思うんだよ、俺は。
そして嫁に責められるヘタレの図。もうニャニャが止まんない。おいエイラちゃんこのままだと芳佳に嫁を寝取られちゃうぞ! がんばって!!!1 って思わずモニター前で絶叫しちゃったね俺は。
サーニャがここまで感情を爆発させてんのはお前だけだってのに、それに気付けないこのヘタレ加減がもうどうしようもなくツボに来て俺悶絶。この瞬間誰かが部屋に入ってきたら切腹するしかない顔をしていたと思う。数十回見返した今でもまだまだニヤニヤが止められないわ。
深夜に湖で心を落ち着かそうと泳ぐサーニャに本当の気持を気づかせてあげるエーリカマジ天使ちゃんはマジ天使過ぎて困りながらAパート終了
Bパートはロマーニャ軍だるま落とし作戦を敢行から開始。
俺も作戦参謀としてウィッチ抜きの作戦を立てるならこのだるま落としを推挙してしまったろうなあ。まあ人類の限界というところか。哀れ。
この後のミーナ中佐さんじゅうはっさいさんと坂本少佐の会話もなんかエヴァっぽいね。自衛隊だったか国連軍が使徒の進行を止められなくて「そのためのネルフです」って碇司令のセリフがなんかかぶる。
出撃前のハンガーシーンはシャッキーニのほのぼの母子物語から。赤いコートと黄色いマフラーに白い耳あてのルッキーニマジ天使。我侭をやんわり嗜めるシャーリーマジ女神。1期では見られなかったこういうシーンが増えるのは嬉しいね。
ちゃっかり芳佳にコートを着せてやるお姉ちゃんマジ策士。自分は最後までついてってやれないから、少しでも芳佳の身を守れるようにとの気遣いが無駄すぎて泣ける。まあどうせ戻ってきたら部屋でコートにハァハァするからプラマイゼロか。
ジンジャーティーはそのまま1期6話の肝油のオマージュかな。相変わらずな超絶味覚のミーナ中佐さんじゅうはっさいさんマジさんじゅうはっさい。なのはのリンディ艦長みたく年取って階級が上がった魔女は味覚障害になるもんなんか。
そして組体操というより、チアリーディング系のピラミッドでようやくネウロイ退治に向けて遥か上空3万mの戦いへ。。サーニャと芳佳の頭頂部を除く組み分けはやはり年齢的なもんなのかなとも思ったが、下4名が一人を除いて超絶エースばかりを残しているということは、上の方で何らかのトラブルがあった場合はどのようにも対処するための組み分けなのかもしれんね。
お姉ちゃんの押すなよ絶対押すなよフラグを受けて、ペリーヌ指揮のもとついに2段目切り離し。
芳佳口
エイラちゃんがサーニャをずっと見つめ続け、守ることを諦めようとしたその時、ついにこれまでずっと空だけを見続けていたサーニャと一瞬視線が交わったのだ!!!!!1
「嫌だ! 私がサーニャを守るんだー!」
もうね、わかってたんだよ。テレビ的にここでエイラちゃんが飛び出さなきゃ嘘だってことは。
でもな、実際にその絵を見たときにはな、おっさんもう涙がブワってな…
確かに作戦の打ち上げ計算上、そんなことすりゃ自分はおろかサーニャや芳佳まで危険に巻き込むことはわかってんんだよ。軍隊である以上はワンマンプレイは避けてしかるべきだとか、お前1期6話のあのシーンで3人はチームだつってんだろとか、そういうのも全部わかってんだよ。
でもあそこでエイラちゃんが飛び出さないストライクウィッチーズなんて嘘だろ。芳佳の超絶シールドでネウロイの攻撃を万全に防いでサーニャがフリーガーハマー撃ってネウロイ倒してめでたしめでたし。ってそういうアニメじゃないだろ。
目の前の愛する人を守ろうとしないでどうして世界を守れるんだよ。魔法なんてのは気持ちだよ。気力さえありゃ宇宙空間でも素で泳げるんだよ。塾長がそう言ってたから間違いない。
初回このシーンを見たときには、とにかくもう身体中から体液という体液がジョバジョバ流れちゃってね、その後のシーンが全く見れないの。良かったよー、良かったよー、俺はパンツ丸出しアニメと出会って良かったよー、って夜中におっさんがおいおい泣いてんの。もうこの世の終わり的な惨状だね。
だからエイラーニャ曲をBGMに宇宙遊泳してるシーンをまともに見たのはやっと3回目でなんだよな。
美しい宇宙と地球を背景に見せながら弾道飛行後にネウロイと接敵。
生涯最初で最後になるかもしれないエイラちゃん渾身のシールドでネウロイビームを防ぎつつジリジリと近づき、ついにサーニャの攻撃でネウロイを撃退することに成功。
確かに1個艦隊をフルカバーする芳佳の超絶巨大シールドと比べれば範囲も狭くて爆風すら防ぎきれない脆弱なシールドであるには違いない。しかし、サーニャにとってはどれほど心強かったことだろうか。
ミーティング時に坂本少佐が「魔法に不可能はない」って言ってたけど、この場合「愛する二人に不可能はない」んだよ。
「いいよ、サーニャと一緒なら私はどこへだって飛んでいける」
おい、もう俺を泣かせるのはやめてくれ。マジで干からびてもう体液が残り少ないからピンチだから。
俺は、サーニャの台詞はそこまで重い意味はなかったんだろうなって思う。
エイラーニャは1期が終わってからずっとオラーシャに帰るべく戦い続けてきたけど、エイラのタロット占いで501が再結成することを予感してここに帰ってきたんだよね。サーニャにとってはオラーシャの両親は大事だけどもそれより今は501で戦うことが重要だと考えていたはずだと思うんだ。
ただ、地上3万mから見たオラーシャのウラル山脈はとても懐かしく、今少し手を伸ばせば両親に会えるかもしれないってふと思い、エイラちゃんにここだけの話だよって感じで「飛んでいこうか」って言ったんじゃないのかな。
一方、エイラちゃんと言えば生涯初めてのシールドでサーニャを守れたっていう達成感とか無事に任務を果たせたという開放感とかサーニャと仲直りできたという安心感とか、それにこの台詞を聞いた時のサーニャをの寂しげな横顔とかこれからも絶対に守りつづけなきゃっていう使命感とかすべての感情がゴチャゴチャになってテンパっちゃったんだよな。そら泣いちゃうよエイラちゃんだって女の子だもんな。
サーニャがエイラちゃんの前だけで感情を爆発させるのと同じようにエイラちゃんだって二人きりの時にはテンパりまくりだよ。しようがないじゃん大好きな人なんだからさ。
「誰かを守りたいという気持ちが少しだけ分かった気がするよ」
つまりエイラちゃんはこれまで戦うためにはシールドを使うまでもないって考え方だったんだよね。
予知の力で敵の攻撃を交わし撃墜すれば自分ももちろん味方も守ることができる。だからシールドは不必要だったと。でも今回の出来事で、シールドは戦うための武器じゃなく、守りたいって気持ちの現われだということがわかったんだよ。
思えば2期になりネウロイが強化されて、ウィッチの能力向上が急務となった。坂本少佐はジェットザンバーを会得し、お姉ちゃんはジェットストライカーによる超絶攻撃を会得し、芳佳たちは魔力の効率化を会得した。
そして今回の第6話ではエイラちゃんがシールドの本当の意味を会得したのかもしれないね。
今後の展開でエイラちゃんがシールドを張る描写はないのかもしれないけれど、501メンバーの危機には必ずシールドを張って味方を守ろうとするに違いないと思います。
そういう意味ではこの第6話は無くてはならない回になったんじゃないかと思いました。
ありがとう股監督。ありがとう佐伯さん。ありがとうエイラーニャ。
ただ、キスシーンも入れて欲しかったよなあ。エイラちゃんの御褒美的な意味で。
以上、第6話の感想でした。 (^-^)
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