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2025年01月13日
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パンツのロマーニャ 感想

2010年08月10日
さて第5話だが。


今回は1期5話のネタはもう使っちゃったし、前期オマージュ完全なしのオリジナル回ということでいいのだろうか。
予告を見ていた限りでは、「私のロマーニャ(なお「ロマーニャ」は「ロマー」と心持ち低めに発音し、特に「ー」の長音符部分は「~」のように通常より気持ち長めが肝心、そして「ニャ」は「ニャッ⤴」っと尻上がりで発音することが望ましい)」とタイトルコールをするルッキーニの可愛さにニヤニヤしつつ、故郷のママンの料理に触れていたことから、第6話の夜間哨戒で役に立つ食べ物のシーンのようなぶらり食べ歩き紀行もありかと予想しつつ視聴を開始した。

冒頭からいきなり「お米がない」発言。横にはパンもバスケットにてんこ盛りあるし、4話ではウルスラから鬼ほどジャガイモを横流ししてもらってはいるが、やはりこのパンツ丸出し世界でもお米は扶桑人の魂なのだなと、農家の子である俺としてはちょっと嬉しかった。
俺も会社で海外研修行かされた時には、4日間お米に触れぬ生活を送っただけでその国の料理を胃が受け付けなくなっちゃったことあった。もう肉の匂いをかいだだけでウェってきちゃって、油系はもちろんパンやコーラさえも喉に通らない。もう辛抱たまらなく糞高くて不味い日本料理屋に駆けこんで泣きながら寿司とお茶漬け食ったけな。あれはたぶんコシヒカリとかじゃなくインディカ米っていうのかパサパサした甘みもへったくれもないような米だったように思ったが、それでもお米というだけで食道から胃にスルスル通っていくんだよ。人間って不思議だね。
だから、この冒頭のシーンを見た視聴者の中には「米がなけりゃパン食えよ」とか「ジャガイモ食えよ、贅沢ぬかすなボケ」という感想を持つ者もあろうかと思うが、どうかこれだけは許してやってほしい。扶桑人にとってお米はソウルフードなんだよ。お米がないと生きていけない人もいるんだよ。
と、少し感傷的になりながらOPは飛ばした。

そしてシャーリードライバーで買出し紀行へ。
おぉおおお!これが噂に聞く黒リーネちゃんなのかぁあああ!!1 と一瞬狂喜しかけたが、良く考えてみればこの場ではさすがに「スピード基地外のリベリオンが運転する車に同乗するのだけは勘弁してください」とは言えんわなあ。あとで芳佳に「気をつけてね」というのが精一杯というのはわからないでもない。
次いで欲しい物タイムでは久々にエイラーニャ。まあこんな一瞬のシーンでも乾きが満たされるものだ。
お姉ちゃんは何故そこで赤くなる。アレか、芳佳が見上げただけでもうおまんまんヌレヌレになってんのか。ジンジン疼くのか。芳佳に服を試着してもらって、その夜ベッドでスーハースーハーしてからクリスへ送るつもりなのか。
ペリーヌはなんでいい人キャラにクラスチェンジしようとしてるの。もしかしてヤンキーが雨の中傘もささずに道端に捨てられた子猫を抱き上げる効果を視聴者に植えつけようとしてるの? ええやん、ツンツン眼鏡がペリーヌのアイデンティティなんやから今更綺麗なジャイアンにせんでもええやん。501全員がエエ子ちゃんキャラになってしもたら薄うなって埋もれてしまうやん。
エーリカちゃんマジ天使がとりあえずベッドを入れられるまでに部屋を片付けたのがビックリ。やっぱお姉ちゃんか芳佳が手伝ってあげたのだろうか。「お菓子ぃ~」と甘叫びする姿はとってもプリティーでEMTに恥じないシーンだった。
そして最後にエイラちゃん長台詞。ここまでの全話分を超える長文に良い棒炸裂で俺も嬉しい。

やっと出発。
ここはやっぱ公道最速理論パターンになっちゃたか。豆腐屋の溝落としをも凌ぐスーパージャンプショートカットは魔法の力でサス強化してるんだろう。
紀行物としては名所解説は外せないわな。芳佳は何故にバックスタイルを取りたがるのだろうか。後ろから全力で腰を打ち付けたくなってくるから困る。
魔法少女ゲルトルートちゃんはスピンオフ狙いなのかもしれんね。いきなり未来へタイムスリップしたゲルトちゃんがどっか組織に襲われてた幼女を偶然助け、その子を妹扱いしつつ4話のキャノン砲を杖代わりにストライカーユニットで飛び回って悪いヤツラを懲らしめるのみたいな感じで、って妄想を繰り広げてたらいきなりスーパールッキーニキックキター!でAパート終了

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あれ? パンツ丸出し…じゃ…ない…? と訝しげに思いつつBパート開始。
おい、ちょ待てよ! ローマではパンツ丸出しがデフォじゃないのぉおおおおおおお!!1

それあかんやん!!1
俺がこのアニメに惹かれた最大の理由が「この世界では妙齢のおにゃにょこは全てパンツ丸出しがデフォというかなり頭がおかしい設定」だったっちゅうに、そこを曲げたらただの萌えアニメになってまうやん!
扶桑のおにゃにょこは皆全てズボン丸出し。芳佳のお母さんまでズボン丸出し。クリスもクリスの看護婦さんもズボン丸出し。わーいわーいみんなズボン丸出しやあ! 何この超絶設定。これでこそ日本のアニメは世界最強やんな!!1 ってこのアニメの虜になってしもうたんが遠い昔のことのようや。
世間ではそりゃアグネスやらアグネスやらゆうて世知辛いことになってるから難しいのかもしれんけど、「軍人はズボン・一般人はパンツ」では俺に掛けられた魔法が解けてしまうんよ。
友達に「これはパンツやないねん。なんぼパンツやスカートに見えても、ズボンとベルトやねん。だからこのアニメはただの萌豚アニメやないねん。崇高で精緻な世界観を持った熱血魔法少女アニメやねん」て全力で説教たれてた俺の立場はどないなるねん。
そこだけは、そこだけは何がどうあろうと守って欲しかったんやぁ… うわ~ん

あーなんでこんなことになってしまったのか、と愕然としながら視聴を続けるが、もはやテンションはダダ下がり。3話でも脚本に首を傾げつつそれでも話を追っていたのだが、今回はもう信じてた世界観を無残なまでに打ち壊されてしまったかのように虚ろにモニターを眺めるのみとなってしまった。
もはやローマの休日パロディーとか芳佳とシャーリーがケーキ食ってるシーンとかどうでも良い。いきなり首都にネウロイが現れたのもどうでもいい。504は壊滅したから仕方ないとして、ロマーニャ空軍やら501から援軍出さないのは何故なの? とかもどうでも良い。幌車だったはずのトラックがなんでいきなり平台になってるのかとかもどうでも良い。あれだけ都市破壊を得意にしてるネウロイが地上を一切破壊せずにウィッチだけと戦ってるのは不思議なのもどうでも良い。しかも一瞬で倒されていったいなんのために出てきたのかわからんちんなのもどうでも良い。そういや1期4話でネウロイの破片が街に降り注いでクリスが意識不明の重体になったはずだったのに、ローマの街に落ちていく破片は住民に被害を与えないのだろうかという疑問もどうでも良い。

でもルッキーニの泣き顔は良かった。御飯半杯食べれた。

おい、皇女! オフィシャルな場なのになぜパンツ丸出しじゃない……
と絶望的に肩を落としながら第4話視聴終了。


もうダメだ。俺は見続けていく自信がなくなってきたよ。
脚本がどうとかエイラーニャもっと出せとかそういう不満じゃなくて、もっと根元のところで心が折れてしまった感じだ。

だが、だがしかし、6話だけは満を持してのエイラーニャ回ってことで、万難を排して視聴せねばなるまい。エイラーニャよお願いだ、もう一度俺にパンツ丸出しの魔法をかけてくれ。

頼む…頼む……


以上第5話の感想でした。 (^-^)

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