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2024年04月25日
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パンツであるために 感想

2010年09月23日
さて第11話だが。


なんとか間に合ったか。
もう1期でおさらいをするのはやめたい。だって2期の展開が遅すぎるんだもん! てなことを愚痴りつつも簡単に説明すると、501は解散コアコントロールシステムでウォーロック無双と、マローニー大将もヘブン状態だったものの、そのウォーロックがネウロイにあっさり乗っ取られちゃって味方を攻撃し始めたもんだからさあたいへん。扶桑に向かっていた空母赤城まで沈没しかけて総員退艦号令が下っっちまいます。哀れ、坂本少佐と愉快な仲間たち。しかし、坂本少佐の機転で隠し持っていたストライカーユニットを巡ってダチョウ倶楽部状態になりかけたところに、芳佳の名台詞「私が守ります!」が飛び出し、さすが主人公だアッパレアッパレで最終回に続くとなるわけだ。
1期ではまるでスキージャンプのように、9話10話と徐々にシリアスモードの助走に移り、この11話で身体を沈め、最終回の12話ではスパッ!と大ジャンプを繰り出すがごとく、とてもカタルシスのある展開を見せてくれたと思う。
だが、2期ではこの第11話と次回最終回のたった2話で今シリーズのまとめをせにゃならんわけで、いくら番組を視聴するときには必ず上半身スーツネクタイに下半身ズボン丸出し+白靴下な精鋭信者といえどもかなりの不安感を持って臨んでいたのではないだろうか。かくいう俺も金は出さずに口だけは鬼のように出す熱心なパンツ丸出しヲタを自負してはいるが、さすがに、おい股監、俺の愛するパンツ丸出しアニメをキャッキャウフフだけで済まそうなんて思うなよ糞が、と危うく暗黒オーラを左の眼から吹き出す寸前である。もういい加減ベネツィアのネウロイの巣を何とかするんだろうな? わかってんのか、あぁん? と左眼を抑えつつ視聴開始。

おいおいおいおいおいおいおいおい、また烈風斬からスタートかよぉおおおおおおぃ!!!1
レアな坂本少佐のシャワーシーンで騙されると思ったら間違いだZO! ひゅおおおおおおおおおぅ! 尻にくびれに全裸後ろ姿に濡れた黒髪ってばなんだよお前、超絶俺得な描写やん!!!1 卑怯や卑怯すぎるわーこれー、とAB間全力リピート。
まあ魔法力が徐々に失われてく描写を見せるんならオープニングの烈風斬を何度も繰り返してたのは仕方ないですよねー。

OPは飛ばした。

坂本少佐の個室初公開か。床の間に畳敷きと基本中の基本過ぎてあまり有難味はなかったっぽい。
烈風丸は半年分の坂本少佐の魔法力を凝縮してあって、実戦で使うときには現状の乏しい魔法力にブーストを掛けるためのアイテムだと思ってたんだけど、芳佳が持つと魔法力を吸い取られるてるようで、どう解釈したらいいんだこれは? もうすでに烈風丸に蓄えられてた魔法力が枯渇したため、芳佳の分を吸い取ってしまったと考えていいのか、それとも烈風丸は元々誰が使うときでも使用者の魔法力を異常に消費し尽くすのか、それとも単にトラップを仕掛けてるのか、いまいちわかんないな。
ただ、芳佳は通常使用のストライカーユニットをぶっ壊したりするほどの膨大な魔法力を有してるわけで、烈風丸を抜いた途端リミッターかなんかが作用して収まりきらない余剰分を一気に放出してしまったと考えてもいいのかも知れない。(後の描写で、烈風丸は烈風斬を使用する時のために、使用者の魔法力を使い強力なブーストを掛けると理解したんだがこれであってんのかな。例えるなら車で言うところのスーパーチャージャーみたいなもんで、坂本少佐レベルの魔法力ならそこそこ効率よくブーストがかかる。ただ、魔法消費率はかなり悪くてコンプレッサーを回せないレベルまで魔法力が低下するとエンジンすらかかんない。逆に芳佳みたく元から強力な魔法力があると魔法力ロスの割合が酷くなり、極端にパフォーマンスが落ちてしまうって感じ

そういや2期ではお姉ちゃんは芳佳と一緒に風呂に入ってなかったんだっけか。
まあこの期に及んでお風呂パーティーとかさすがに痒いところに手が届きまくりで俺得皆得満載だな。こんな一瞬の細かいシーンでも執拗にエイラーニャを入れてくるスタッフに乾杯。
やっとベネツィア奪回作戦か。今回の作戦はさすがに軍上層部の考え方は正しいような気もするんだがどうか。前回のマロニー大将もやり方はともかく、ウィッチだけに頼らない対ネウロイ戦略という点ではおかしくはなかったしな。まあ坂本少佐も青春時代を全てネウロイと戦うためだけに費やしてきたわけで、それを頭ごなしに否定されてカチンと来る姿も理解してはいるんだが、現代の我々から見れば、やっぱ一握りのウィッチだけに頼るのではない安定したネウロイ反撃作戦を確立して欲しいものではある。ただ、大和にコアコントロールシステムと聞いただけでズコーッってなるのは致し方ないか。波動砲とかあるんかもしかして。

つうか、この作戦が失敗したらロマーニャ陥落ってか! 俺はずっとキャッキャウフフシーンと501に手心を加えまくりなネウロイしか知らされてなかったけど、実際の現場ではかなりえらいことになってたんだな。やっぱいつの時代も大本営発表は嘘ばっかりつきやがる糞が。
ルッキーニ泣かないでルッキーニ。ルッキーニが悲しいと俺も悲しい。若手から勝ちゃいいんだろ勝ちゃ宣言が出たのは喜ばしいことだ。歳取るといつも悲観論から先に出てくるから困る。

ひょっとしてこれは最期の夜的な描写なのか。なんか全員死亡エンドっぽくてたいへん不安になる。
ところ変わって深夜のハンガー。「もうやめて!坂本少佐のマジックポイントは0よ!」とか「知っていたのか雷電!」を思い出してしまいシリアスシーンなのに笑えてきてしまうのを何とかして欲しい。
この坂本少佐を我侭だとか老兵は消え去れとかそいう戯言ほざく奴は表出ろ。坂本少佐は戦いたいんだよ、最後まで戦場に立ちたいんだよ。なぜ三浦知良や工藤公康が現役にこだわるのか。なぜトキが死期を早めてまで刹活孔を突いたのか。見苦しいまでに戦いの中にいたいという坂本少佐の慟哭に俺は胸を打たれたね。もう鬱展開とか悠長なこと言ってないで坂本少佐を戦場で死なせてやってくれって思った。そりゃまあ死なない方がいいんだけど。
ミーナ中佐さんじゅうはっさいさんの代わりに竹井さんがいたらどうなってたかなあ。拘束してでも作戦には参加させなかったかなあ。でも元ネタの史実だと一緒に空を飛べないのは辛いみたいなことを見た記憶があるから、やっぱり飛ばせてやるんだろうなあ。

坂本少佐泣かないで坂本少佐。少佐が悲しいと俺も悲しいから…

そして翌日、オペレーション・マルス発動。みんな生きて帰ってこいよー、と正座でモニターに手を振る俺
そんな中、リーネちゃんが微妙にフラグを立てたっぽい。
大和の護衛をしつつ眼前に現れるのはベネツィア上空の超絶ネウロイの巣。よっしゃー盛り上がってきたじぇー! ってところでAパート終了。

sw211.jpg

Bパートは人類最強の連合艦隊から。
大和のネウロイ化クルー!!1 までの変形タイムを狙う超絶ネウロイビームをこちらも超絶シールドで全ての攻撃を受け止める芳佳。シャッキーニが必殺シャッキーニハリケーンでネウロイを殲滅すれば、エイラちゃんは得意の未来予測を武器にハーメルンの笛吹き男を熱演、そしてサーニャのフリーガーハマーでぷよぷよ連鎖と見事なエイラーニャコンビネーションを完成。お姉ちゃんとエーリカちゃんマジ天使は俺らが真の500oversだとばかりに得意の360度回転連射で爆炎の渦を巻き起こす。これだよこれ! 2期に足りなかったのはスーパー空戦シーンなんだよとばかりに咲き乱れるパンツ丸出しを1秒たりとも目を離さずにモニターを凝視する俺。
これこれリーネちゃん、お前何芳佳シールドの影で休んでんの! とっととネウロイを叩き潰してこんか馬鹿。
もうすでに半死半生の坂本少佐が痛々しい。

対ネウロイ弾で連合艦隊も必勝のバックアプを取りつつ人類もなかなかやるじゃないかと感心していたら、てめーペリーネなに遊んでんだよ馬鹿。リーネちゃんお前がペリーヌにくっついちゃったら超絶トネールで周囲の敵を殲滅出来んじゃないか。もうちょっと考えて動けよカス。つうかアレか、わざとか、わざとペリーヌを窮地に追い込んでんのか、あぁん?
そこに救世主のように現れたのがもうレフトからショートへの返球もできなくなった坂本少佐。もう止めて、もう無理だから、真弓監督お願い、葛城でも林でも浅井でもいいからスタメン変更してあげてぇえええええええ!!1
パキーン て彼方に飛んでいく愛刀・烈風丸。その乾いた音はまるで坂本少佐の戦う心が砕け散った音にも聞こえたような気がするよ。
そらラオウも泣いちゃうわ。死期が迫った身体でありながら、偽りの剛の拳ではウィッチを続けられないことを分かっていながら、あえて烈風斬にこだわった坂本少佐の哀しき宿命が枯れた涙をも呼び戻すって話だよ。
棒立ちの坂本少佐を全速でシールド展開した芳佳ががっちりガード。しかもシールドの圧力だけでネウロイを瞬殺するという超絶魔力。アレか「よくもリーネちゃんを殺したなぁああああああ!」って時の覚醒芳佳が現れたのか。いやまあリーネちゃんは死んでないんだけどもね。

ここで、変形中の大和の魔導ダイナモの話なんだけどね。視聴者の皆さんのほとんどは波動エンジンを思い浮かべたと思うし、制作側もそのように考えていたと思うんだ。でもね、俺はさ、瞬時にドキドキダイナモの方が浮かんできてねえ… まあ仕方ないじゃん俺はアリスっ子だし。たぶん全視聴者の0.5%くらいはこっち側の人だと思うんだけどなあ、その辺りどうすか? 正直に手を上げてご覧?

なんか杉田艦長は相変わらずフラグメイカーだなあと失笑してると、あまりの雑魚敵の多さにさすがの501もHP切れ間近になってた。501はずっと大物単騎ばっかを寄ってたかってボウヤベデブー状態までタコ殴りにしてたから、こういった場合のペース配分が出来てなくなってんのよ。ほら後もうちょっとだから頑張れ!
坂本少佐の連続イニング出場もついに途切れたところで、ついに綺麗なネウロイ大和クルー!

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
なにいきなり宇宙戦艦になってんの馬鹿ぁああ!!!!!!!!!!!!!!!!1
古代君は? 徳川機関長は? アナライザーはどこ?どこにいるの? 加藤隊長はスタンバってるの? 第3艦橋なしでも戦えるの? 艦首に穴が開いてないんだけど波動砲はどうやって撃てばいいの?
いやーやられたわ。ネウロイ化すれば飛び立つのは確かにそうではあるんだけど、宇宙戦艦ヤマトをこの時代に見ることになるとはさすがに想像の遥か斜め上空33,334mの彼方だったさ。さすがは股監督、出来ておるわ。

なるほど零距離46㌢砲一斉射が人類最強の勝負手だったわけね。そういや第8話でリーネちゃんの超絶魔弾ライフルでも傷ひとつ付けられなかった史上最強ネウロイが大和の通常46㌢砲でなら表面を叩き割ることに成功してたもんなあ。そっかあアレも一種の伏線ではあったのか。通常弾では瞬時に再生されて役に立たなかったものの、こっちがネウロイ化さえ出来てればいくらネウロイの巣といえども再生スピードが遅れるもんな。その間にネウロイ化したことで無限に主砲を叩き込めればネウロイも根負けするだろうって考えだったのか。これはなかなか見事な作戦じゃあないのかな。人類もやるじゃん、作戦通りにさえいってればの話だけど。

まあここであっさり主砲を撃つようならストライクウィッチーズになってないわな。はいはい、連合艦隊の皆さんお疲れさん。あとは伝説の魔女の活躍を指をくわえて見ておいてくれたまえ。
って坂本少佐ぁああああああああああああ、それは扶桑伝統の秘密攻撃「TOKKOU」ってやつではないのですかあぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!1
いかんいかんぞ、誰か少佐を止めてあげてぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!1
ってとこで第11話終了。


まあなあ、確かに展開が唐突すぎるという意見はもっともだし、坂本少佐ってなんなの件てスレを立てたくなる気持ちもよくわかるんだが、最終回まで評価は待ってやってくれんか。俺もあえて今回のまとめを放棄して第12話を待つ覚悟があるからさ。
じゃあ今夜の最終回は、みんな30分前からモニターの前で上半身・スーツにネクタイ、下半身・ズボン丸出しに白靴下で正座しようね。約束だよ!

以上、第11話の感想でした (^-^)

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